小国判 雪晒し(ゆきさらし) 4匁(3枚入り)
雪晒し(ゆきさらし)は自家栽培したコウゾを2月~3月に雪晒しをして春先に漉いて生産している紙です。コウゾの煮かたも昔ながらの木灰煮で行うため、薬品を使わない無添加の紙になります。楮の紙の強さや保存性を活かした用途に是非ご活用ください。
・小国判 雪晒し(ゆきさらし) 4匁
・サイズ 29 x 39㎝
・紙の厚さ(重さ)2.7g〜3g、坪量(gsm)24g/㎡〜27g/㎡
・原料 小国産コウゾを使用
・雪晒し※①
・煮かた 木灰煮またはソーダ灰(酸ナトリウム)を添加して煮熟※②
・あく抜き 流水にて1日
・チリひろい
・繊維のほぐし方 ナギナタビーターを使用
・漉き方 流し漉き(縦横にゆすります)
・粘剤 トロロアオイ
・乾燥 ステンレス乾燥機(蒸気で加熱)
※①雪晒しについて…皮引きを終えた皮を冬のよく晴れた日に雪の上にならべ、天日にあてることで、紫外線がコウゾの色素を破壊し、白く変化します。雪の上に並べることで雪が溶ける時に発生する水蒸気や、雪による日光の反射がより晒しを効果的にしていると考えられます。
雪晒し和紙は、この雪晒の工程を経て漉かれた和紙です。
※②煮かたについて
木灰煮…木を燃やすと出る灰をお湯で解き、沈殿した後、上水を煮汁に楮を煮る煮かた。
¥950